Wikidata:ウィキメディア・プロジェクトでのウィキデータ
このページは、ウィキデータの情報を他のウィキメディア・プロジェクトで使用する利点や、その際の課題をまとめるために作成しました。よくある誤解や懸念などの問題の回避、改善、修正するための手法なども扱います。また、現在可能な利用方法だけではなく、今後可能としていく予定についてもご紹介します。ウィキデータ初心者の方は以下のページが参考になるでしょう:
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多くのウィキメディアプロジェクトにまたがる情報の一元化ウィキデータにウィキメディアプロジェクト群の情報を集中させることで、さまざまな言語のさまざまなプロジェクトの人々が協力してデータを照合できるようになります。これにより多くの恩恵を受けることができます:
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ウィキデータにある情報の品質ウィキデータは急速に発展する若いプロジェクトです。データの品質改善のためには利用者の貢献が必要です。ウィキデータにデータを追加したり改善するには、いくつか方法があります:
個人の利用者利用者がウィキデータに情報を追加する最も一般的な方法は、それぞれの利用者が一つ一つ情報を追加する方法です。ウィキデータは、他のウィキメディアのプロジェクトにある情報を再利用していますが、そのデータは古いものだったり、不完全だったり、誤っていたりすることもあります。
データのインポート大規模な外部のデータベースを取り込むこともできます。外部の情報源からのデータの取り込みについては、Wikidata:Data Import Hub からどなたでもリクエストできます。
協賛データの品質改善のため、いくつかの外部組織と協力関係を結んでいます:
クエリウィキデータ・クエリサービスは完全性と正当性をチェックするための手段です。クエリはWikidata:Request a query から作成を依頼できます。
機能の開発ウィキデータでは以下のような新しい機能を開発中です: |
ウィキデータに変更を加える大量のデータを追加する場合は作業が複雑になるかもしれませんが、単一の事実を追加する場合は他のウィキメディアプロジェクトよりも学習曲線が小さく、比較的簡単な作業です。ウィキデータで最も一般的な作業は、文の追加と情報源の追加です。ウィキデータへの文や情報源の追加にはコーディングやマークアップの知識は必要ありません。外部データベースからウィキデータに大量の情報を追加したい場合は、Wikidata:Data Import Hub(英語)で依頼してください。
文文を追加する方法は非常に簡単で、コーディングのスキルは必要ありません。概要については、Help:文#文の追加をご覧ください。
情報源ウィキデータのデータはまだ、情報源が記録されてないか、別のウィキメディアプロジェクトからインポートされたという記録だけがあるものが多いです。情報源は、個人による逐次投稿と、一度に数千から1万の情報源が追加される外部データベースからのインポートとの両方を通じて常に追加されています。情報源の追加は以下の通り簡単です
文に情報源を追加する詳細な手順については、Help:Sourcesをご覧ください。 |
他のウィキメディアプロジェクトからウィキデータページへの変更を追跡するウィキデータのデータを使用するウィキメディアプロジェクトの編集者にとって、編集したページに影響を与える変更がウィキデータで加えられたかどうかを知ることは重要です。ウィキデータ項目に加えられた変更を追跡することは可能です。あなたのウィキメディアプロジェクトのログイン時に個人設定を変更してください:
注意:「個人設定」のとなりには「ウォッチリスト」もありますが、そこは違います。そこにアクセスすると「ウォッチリストにウィキデータの編集を表示」することはできません。 他のウィキメディアプロジェクトにあるウィキデータ項目に変更が加えられた場合、ウォッチリストに表示されるようになりました。現在のところ、ウォッチリストはウィキデータページ上でどのような変更が行われたか、または文が記事上に表示されたかどうかを表示しませんが、これらは改善される予定です。他のウィキメディアプロジェクトと同様に、ウィキデータの履歴表示タブでこの情報を見つけることができます。これは、コモンズからの画像のトランスクルージョン(別のウィキメディアプロジェクトからコモンズ上の画像の変更を追跡できない)よりも、はるかに明確で簡単です。 |
データ利用の例ウィキメディアプロジェクトでは、ウィキデータのデータが様々な方法で使用されています。
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ウィキペディアの情報ボックスへのデータ提供ウィキペディアのInfoboxではウィキデータから直接データを取り込むことができます。
ウィキでの操作ウィキデータからのデータを表示するテンプレートは、それぞれのウィキで必要に応じてデータを修正することができます。以下のようなものがあります:
例ウィキペディアには、ウィキデータを利用した情報ボックスの例がいくつかあります:
ガイド以下は情報ボックスへのデータ提供を設定するためのガイドです。 |
地図とグラフウィキデータの情報をウィキメディアのプロジェクト上で地図やグラフとして表示することができます。
Lakes with name "Long lake" in Sweden. [ source data ]
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主題に関するマッピング作業ウィキデータを使って特定のテーマについて欠けている項目の一覧を作ることができます。これは特定のテーマに関する項目群のセットをウィキデータに作成し、ツールを使って対象のウィキメディアプロジェクトでの項目の有無を調べることで行われます。
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可視化ウィキデータ、ウィキペディア、ウィキメディア・コモンズなどの情報を組合わせて使用する多くのツールが、ウィキメディア・プロジェクトの内外にあります。これらのツールは、コンテンツを新たな経路で探索できるようしてくれます。また、コンテンツを視覚化することで、問題を明確にし、改善するために使うこともできます。
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ウィキメディアプロジェクトにおけるウィキデータの使用の設定Wikidata:How to use data on Wikimedia projectsは、ウィキデータのデータを他のウィキメディア・プロジェクトで使用する方法についての技術的な説明を提供します。また、Wikidata:Project chatでも助けを求めることができます。 |